グリストラップ清掃時の注意点

厨房の衛生面に気を使い、スタッフさんでグリストラップの清掃をされてあるところも多いでしょう。

その姿勢自体は本当に素晴らしいと思いますが、間違った方法で清掃を行ってはいけません。

学生アルバイトさんのように、グリストラップの構造をご存じ無い方は要注意ですよ。

まず、「これは、絶対アウト!」という例です。

分かりやすいよう、清掃後のグリストラップの画像を持ってきました。

網カゴや仕切板など、グリストラップ内部の手洗い清掃と、汚泥引抜(バキューム)を行った後ですね。

正直、ここまでやろうと思っても、自力ではほぼ不可能です。

話を戻しますが、写真右の赤○の部分。

ここを開けて、すくったヘドロを流し込んではいけません。

排水管が詰まって、とんでもない事になる可能性大です。

この排水管は、グリストラップを通り抜けた排水が流れていく為のものです。

グリストラップに溜まっているヘドロは、ここへ流し込むのではなく回収しなければなりません。

更に言うと回収したヘドロは燃えるゴミとしてではなく、産業廃棄物の汚泥として廃棄する必要があります。

業者へ依頼する場合は、産業廃棄物(汚泥)の収集運搬許可を持った業者を選びましょう。

グリストラップの清掃に時間を取る事は、なかなか難しいと思いますが頑張ってください!

注意事項については、また書きますね。

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